キックが苦手な方の原因はコレ!?

 バタ足に限らず、ドルフィンキックや平泳ぎキックなど、キックが全般に苦手な方はまずはコレをチェックしてみてください↓ ランナーやサイクリストにもおすすめ。


「10秒でできるうつ伏せ片足上げチェック」

膝を伸ばしたまま足の付け根から10~20cm程度浮かし5秒程度保持します。

①足がどれぐらいの高さまで上がっているか
②足の甲の向きがどこを向いているか
③お尻の高さはどちらが高いか

これらをペアの人にみてもらいましょう。2枚の写真のうち良い上げ方ができているのはどちらでしょうか?左足の方が高く上がっているように見えますが、、、

正解は1枚目の右足を上げた写真です。

このチェック法はReverse Active Straight Leg Raise 通称R-ASLRと言い、下半身と体幹の筋肉が正しく連動しているかをチェックする方法です。通常、右足を上げたときは右の太もも裏と右の臀部に力が入り、それに連動して左の腰や背中に力が入ります。すなわち、骨盤を堺にして対角線上に力が入り骨盤周辺が安定しているのが正解です。右足を上げても右のお尻が低いことが評価のポイントです。

一方で2枚目の左足を上げた写真は、足とお尻の同側が一緒に上がってしまっているので、キックにおいては足の甲が外を向いて水をつかみにくくなってしまいます。これは左の腰や股関節を痛めてしまう原因になります。バタフライや平泳ぎの選手の中で、左側を痛めやすい人は一度チェックしてみましょう。

このように左足に問題を抱えている選手は多く散見され、その多くはボードキック時に顔を左に向けるクセがあります。ボードキックは首が疲れやすいので、ついつい横を向きたくなりますが、左右の足の筋力差の原因にもなるのでセンターマウントスノーケルを併用してもいいですね(下記リンク参照)。

R-ASLR、手軽にできる方法などでぜひ一度チェックしてみてください。正しくできるようになればウォーミングアップに組み込んでも良いですね。ストレッチポールやフォームローラーを使用するとより効果的です(下記リンク参照)。

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